片付けが続かないのは、収納が下手だからじゃない。
「また散らかってる…。」
部屋を見て、ため息をついたことはありませんか?
収納グッズを買ってみたり、SNSで見つけた片付け術を試してみたり。
その日はきれいになるのに、気づけばまた元通り。
私のところへ相談に来られる方も、ほとんどが同じことを話されます。
「いろんな方法を試したんです。でも続かなくて…。」
でも私は、その話を聞くたびに思うんです。
片付けが続かないのは、収納が苦手だからではないんですよね。
私たちは「正解」を探しすぎている
散らかった部屋を見ると、こんなことを考えませんか?
どこから始めればいいんだろう?
この引き出しには何を入れるのが正解?
これは捨てるべき?
誰かが答えを教えてくれると、その場はスッキリします。
でも、また散らかったときには、同じように答えを探し始めます。
実は、この繰り返しが一番苦しいんです。
なぜなら、「自分で選ぶ力」が育たないから。
片付けって、実は収納の技術ではなく、「選ぶ力」を育てることです。
モノではなく、心が止まっていることもある
「捨てられないんです」そう話す方は少なくありません。
でも、お話を聞いていくと、本当に困っているのはモノではなく、
「もったいない」
「いつか使うかもしれない」
「思い出だから」
そんな気持ちだったりします。
収納方法を変えても、心のブレーキに気づかないままだと、また同じ場所で立ち止まってしまうんですね。
だから私は、「どう収納するか」より先に、
「なぜ手放せないんだろう?」という問いを大切にしています。
忘れられない相談があります
以前、こんな方がいました。
「先生に教わった通りに頑張ってきました。」
そう話してくださったので、
「どうしてその方法を選んだんですか?」
と聞いてみたんです。
返ってきた答えは、
「先生がそう言ったからです。」でした。
その瞬間、「方法」は知っていても、片付けたい「目的」は置き去りになっていたことに、お互い気づいたんですね。
片付けは、やり方だけでは変わりません。
「私はどんな暮らしがしたいんだろう?」
そこが見えてくると、不思議なくらい選びやすくなります。
考えることと、動くこと
とはいえ、「じゃあ、まず考えよう。」
だけでは前に進めない時期もあります。
そんなときは、小さく手を動かしてみること。
たとえば洗面台の片隅でも、玄関でもいい。
そこに置いてある物を一つ見て、
「これは何のためにここにあるんだろう?」
そう問いかけてみてください。
答えが出なくても大丈夫です。
問いを持つこと自体が、自分で選ぶ力を育てていきます。
今日、ひとつだけ試してみませんか?
家の中で、いつも物が置きっぱなしになる場所を一つ選んでください。
そして、そこにある物を一つだけ手に取って、
「これは今の私に必要?」と聞いてみる。
たったそれだけです。
片付けは、一気に人生を変えるものではありません。
でも、小さな問いを積み重ねることで、少しずつ「自分で選べる人」になっていきます。
私は、その変化こそが、本当の片付けだと思っています。
もし、「今の私はどこで止まっているんだろう?」と思ったら、60秒でできる片付けタイプ診断を用意しています。
▼現在地を知りたい方はこちら
https://resast.jp/page/fast_scoring/1542
あなたの片付けは、収納方法ではなく、「考え方」が変わるところから始まるかもしれません。









いらないとわかっているのに捨てられないものがいっぱいあります…
少しずつですが整理始めました